今週いっぱい昆明で、ドキュメンタリー映画祭がやっていました。その中で、特別招待作品みたいな感じで日本のドキュメンタリーもいくつか上映されました。70年代(?)を代表するドキュメンタリー作家の土本典昭さんの水俣病関連の作品や、オウム真理教の荒木広報副部長の人としての姿を描いた「A」など。「A」はこれまで見たいみたいと思いつつ、機会を逃していたため、ラッキーでした。オウムの事件からちょうど10年の今、オウムに対して、というか報道のされ方や信者それぞれの姿について新たな視点を得られたのは貴重でした。しかしこんなところで見られるとは…。
土本監督は本人が来昆明。土本さんと話した友人によれば、彼は「昆明にはゴミがなくて驚いた」と言っていたそうですが、実際にはそんなにきれいなところではありません。
こっちに来てよく見られるのは、子供たちがかなり普通に道端で、しかも歩道で、通りの方を向いて派手に立ちションしてる姿。また、小さな女の子も同様に、人が大勢通っている道端で、座って用を足している姿(ちょっとわき道に入ると大便も可)。
そして聞いてはいたものの本物を見てびっくりしたのは、小さな子供が用を足すのに便利なように、股の間に大きく穴の開いたズボンをはいている姿!はじめは破れているのかな?と思ってたものの、次々にそういう子供が現れたので、やはりもともと穴の開いたズボンなのだと判明。だから、彼らはしゃがめばそのまま、どこでも小も大も可能なわけです。実に合理的。バスで母親が窓の外に向けて子供を抱え、その子供が窓の外に用を足している光景を見たという友人もいます。
話が全く関係ないところに飛んでしまいましたが、「A」はよかったです。
ここ数日また風邪を引き(または食べ物にあたり⇒市場の机の上にのっかってたひどく古そうな肉を食べたせい?)、下痢、嘔吐、熱にうなされていましたが、今日回復しました。ちなみに、素子はお腹は壊さず、咽喉をやられています。友人に紹介してもらった漢方薬を試していますが、さてどうなることやら。
では。
話とは全然関係ありませんがバスの運転手と集金箱。女運転手が非常に多い。
(運転手の頭上の言葉:「どうか運転手には気軽に話しかけないで下さい」)
(集金箱にはコインでも札でもなんでもよいので、1元入れる(約13円))