(昆明・町の様子)
こんにちは。昆明について一週間。これまで毎日、部屋探し、学校選び、知り合い作りなどに費やしていました。特に部屋探しが中心で、ここ5日ほど毎日不動産屋通いをしていました。そしてやっと一昨日正式に部屋を決め、昨日引越しをすませました。
前回書いたように、もともとはゲストハウスに少なくとも一ヶ月ぐらいはいることになるかな、と思っていたのですが、人に話を聞くと、もっと全然安くでとても快適なところはいくらでもある、と聞いて、部屋探しを真剣に始めたというわけです。
すべて中国語での不動産屋回りは、かなり骨が折れる作業でした。10軒ぐらいはなんとか自分たちで回って物件を見ていったのですが、細かい話になると全く分からない。で、あまりに話が通じなくて困ったある不動産屋が、突然知り合いの日本人を呼んでくれ、結局その彼に細かなところを通訳してもらいながら、最終的に部屋を決めることができました。
(昆明はいつも空がきれい)
(電車はたまにしか通らないので線路も道)
(これがぼくらの平均的な晩飯。野菜の炒め物とスープが一皿50円ほど。肉が入ると100円ぐらい。ご飯はボウルに入って10円ちょっと。だからこれで二人で200円。量はかなり多い。すべてが油っぽいのがつらいですが、でもたくさん野菜が取れるのがうれしい)
昆明は、食べ物が安いばかりでなく、部屋もとても安い!その上とても広い。結局ぼくらは、中国生活としては想像していなかったようなきれいな3LDK(100㎡以上!)の高級(?中国では、かも)マンションになりました。
(リビングルーム。左奥に見えるのがダイニングキッチン。雰囲気がちょっとダサいのが残念なのですが(これまでには考えられなかった贅沢な発想!)、家具や装飾品などもすべてそろっていて、とても快適)
(部屋のベランダからの眺め。ちょっとした高台になっていて、しかも5階なので眺めがいい。でも、エレベーターがなく、さらに坂ばかりなので、部屋に戻るのがちょっと大変……。手前に見える建物がぼくらのマンション郡です)
これが一ヶ月15000円程度(家具付)。二人で割ると、タイの安宿よりちょっと高いというぐらいです。多分ぼくらは、日本ではこんなところに住むことはできないだろうと思うので、昆明にいる間だけでも豪華な部屋の生活を楽しもうと思ってます。この部屋に住んでいても、生活費は予定よりも安く済む計算。バックパッカーライフとはしばらくお別れです。果たしてこれからまたバックパッカーに戻れるのか、という不安は少々ありますが……。
学校も大体絞れて、友人も出来てきて、昆明生活は楽しくなってきています。
ちなみに、中国は最近いろいろな面で外国人が住みやすくなっているようです。以前は外国人は中国人が住むのと同じところに住むことはできなかったそうです。それに昨日聞いたところによると、つい最近、学生ビザでアルバイトすることも可能になったようだし、また、学生ビザを持っていれば、その期間内で何度でも中国の国外への出入りも自由になったとか。自由化がどんどん進んでるという印象を受けます。
ではまた。
(ゲストハウスに泊まっていたときに朝飯を食べていたところ)
(その店の小龍包。10個で30円!)