February 23, 2004

二条城~京都一泊二日番外編~


tkmおすすめコースには入っていませんが、ボクの中での「京都といえば」スポットの一つである二条城にも行ってきました。
徳川慶喜が大政奉還を発表した二の丸御殿に行く度にゾクゾクしてしまいます。「日本史」を最も身近で感じることのできる場所の一つではないでしょうか。

Posted by myojin at 04:36 AM | TrackBack (0)

円通寺~京都一泊二日その9~

今回の旅で最も楽しみにしていた円通寺を最後に訪れました。








お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のスケジュールは一日目が『呪術都市』、二日目が『仏教都市』としての京都でした。仏教建築という見方をすれば、この円通寺は平等院や知恩院の仲間なわけですが、先に見たこれらの建物とは思想が全く違うので、同じ宗教の建築物とは思えないほどです。
円通寺の見所は何と言っても借景です。良い意味で「言語道断」です。
しかし、この円通寺の周辺でも開発工事が着手され、大型ダンプが行き交い、庭を眺めていてもショベルカーの騒音が耳につき、静寂は既に過去のモノとなっていました。数年前までは写真撮影が厳禁だったとのことですが、消えゆくこの景色を少しでも記憶にとどめておいてもらうために住職が撮影を認めたそうです。

近くの工事現場のおじさんに円通寺までの行き方を尋ねていた自分。借景をケータイで写メに撮る自分。恥ずかしい人間です。

Posted by myojin at 02:36 AM | TrackBack (0)

February 18, 2004

知恩院~京都一泊二日その8~


とにかくでかいです。京都駅の駅ビルを外から眺めたときに感じるデカさに通じるものがあります。自分の身体のスケールが小さくなったかのような錯覚すら覚えました。

Posted by myojin at 10:35 PM | TrackBack (0)

February 13, 2004

血天井~京都一泊二日その7~

血天井で有名な正伝寺と源光庵を訪れました。



正伝寺


源光庵(足跡くっきり!)


血天井の詳しい物語は他のサイトを参考にしていただきたいと思いますが、武士道を通し散っていった鳥居彦右衛門たちの血が染み込んだ鳥羽伏見城の廊下の板を持ってきて、天井にしたものなのです。あまりにも残酷な最期を遂げた彦右衛門たちを弔うために、坊主達がありったけのお香をたき、泣き叫びながら経をあげる光景は、この世のものとは思えないような凄まじい光景だったことでしょう。これは訪れる者全てにその凄惨な情景を思い起こさせる見事なアーカイブです。 

正伝寺は借景の庭園で、源光庵は「そうだ京都へ行こう」のCMにも登場した「迷いの窓」と「悟りの窓」でも有名です。

正伝寺借景
迷いの窓
悟りの窓
Posted by myojin at 02:06 AM | TrackBack (0)

February 09, 2004

京都御苑~京都一泊二日その6~

これまでに京都には数回来たことがあったのですが、なぜか御所を訪れたことはありませんでした。「ぅーん、ドーム150個分の広さですか?」などと適当に言ってみれば、もう長嶋気分♪

Posted by myojin at 02:05 AM | TrackBack (0)

February 02, 2004

平等院鳳凰堂~京都一泊二日その5~

二日目はほんとは京都御所からスタートすべきなのですが、事情により平等院鳳凰堂からスタート。






何の知識も持たずに鳳凰堂を正面から眺めたら、恥ずかしながら「10円玉だぁ。」という小学生レベルの感想でしたが、平等院ミュージアム鳳翔館内で建立当時の再現CGを観ると、さっき見たものとはまるで別の建物に見えてきました。「長い年月に耐えて質素ないい味を出してるなぁ」と思った柱が、当時は鮮やかな朱色に塗られ「豪華絢爛」そのものだったのでした。追加の拝観料を支払って鳳凰堂内部に入り、脳内に焼きついていたCG映像を勝手に再現してみると、そこはもう関白の世界。鳳凰堂から出て再びその正面に立ったときには、10円玉の価値が変わっていました。

Posted by myojin at 01:35 AM | TrackBack (0)