朝起きて鶴ヶ城へ。あいにくの小雨と朝早すぎたせいか観光客は2~3人。でも、一人で気分を盛り上げられるので好都合。昨日から頭の中でエンドレスリピートの『愛しき日々 by 堀内孝雄』のボリュームが一段と上がります。
天守閣に入ったら「何か違う!」と気付きます。
これまで高知城、松山城、二条城に行ったことがあるのですが、これらのお城は中身もちゃんとお城だったのに、鶴ヶ城の内部はまるで公民館のような雰囲気なのです。戦後に再建されたとのことなので、それももっともなことなのですが、ボクの中でできてた『お城』のイメージが音を立てて崩れて行きました。
公民館状態の内部で展示されていた白虎隊や鶴ヶ城関連の資料を見ていると、一枚の写真に目が釘付けになりました。戊辰戦争後の鶴ヶ城の写真だったのですが、その状態があまりにもひどかったのです。崩れそうになっている状態の城というのはあまり目にする機会はないので、かろうじて立っている鶴ヶ城の姿は印象深いものでした。
ふと思い立ち、旅に出ました。
とりあえず目指すは会津若松。日テレの年末時代劇『白虎隊』を小学生の時に観て以来、ずっと訪れてみたかった地です。
9時に浅草を出発し、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道を経由して会津若松駅に着いたのは14時過ぎ。さっそく飯盛山に行きました。
飯盛山は白虎隊が「お城が燃えている!」と言って、自刃した場所です。登り口にある白虎隊記念館で紹介VTRを見ていると、いきなり涙が出そうになりました。やばいやばい。
いざ登ってみると、ちょっとがっかり。鶴ヶ城は見えるものの、街の景観が変わり過ぎていて興ざめでした。(写真は自刃の地から鶴ヶ城方面の眺め)お城よりもツタヤの看板が大きく見えるのはいただけません。しかし、白虎隊が通ってきたという洞穴の前で彼らの気持ちを思うと、しみじみしてしまいました。官軍である土佐の人間としては複雑な心境なわけですよ。今後日本人同士が戦うことはないとは思いますが、ほんとあって欲しくないですね。
その後は早々に東山温泉へ。市内観光バスの運転手がみな若い美女だったのが気になりました。
meshのHPがリニューアルされました。クールな感じに仕上がってます。ボクが在籍している間はずっと同じデザインだったので、かれこれ3年振りくらいではないでしょうか。
まだコンテンツに乏しいですが、これからに期待しましょう。