May 22, 2004

十年ぶり。

覚えているとは知らなかったのに覚えていることがある不思議。
覚えていない自分を他人が覚えている不思議。
一ヶ月で変わったと言われるのに十年で変わらないと言われる不思議。

十年の割合は今までもこれからもどんどん小さくなる。
三十年経ってもきっと「変わらんねえ〜」と言い合って
「ンなわけねーだろオバはん」と若者に突っ込まれるんだきっと。

でも一日十万回鼓動する心臓が十年間で鼓動する回数は
そんなに変わらない。これからも。

それにしても。
きっかけがあれば思い出されるのに、一生日の目を見ないまま
思い出す本体を失う記憶が一体どれほどあるのか、ねえ。


アレはきみだよ、やっぱり。

Posted by asummer | TrackBack
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