(ラオスの朝)
ラオスに入って1週間がたちました。
(タイ側国境の町のゲストハウスから。目の前のメコン河の向こうがラオス)
タイ側からメコン河を横切って、あっという間にラオスについてしまいました。ラオスの国境の町、フエサイは特になにもないところでしたが、ゲストハウスがあまりにも居心地よかったため、2泊もしてしまいました。
(タイ側から。タイとラオスを行き来する船がたくさん泊まっている)
(ゲストハウスからの眺め。遠くにメコンが見えます。河の向こうはもちろんタイ)
フエサイからどこに行こうか迷っていたのですが(というのもどこへ行くにも船に長時間乗らないといけないことと、唯一あるバスの道はラオスでもっとも悪路と言われていることで、楽に移動できそうな場所がなかったので…)、結局もっとも多くの人が利用すると思われる船を使って、ルアンプラバンという町までやってきました。
船は、想像以上のすし詰めの一泊二日の旅でした。1日目は6時間メコン河をくだり、途中のパクベンという村に宿泊し、二日目もさらに6時間の旅でした。
(フエサイからパクベンまでの船。椅子に座りきれずに荷物の上に座る人も)
(観光客の足として発達したというこの船にはほとんど西洋人しか乗っていません。日本人は私たちのほかにもう一人だけいました。あとは地元の人が数人)
(ルアンプラバンに到着する1時間ほど前、無数の仏陀像が置かれている洞窟に停まりました)
ルアンプラバンは世界遺産に登録されている(?未確認)だけにかなりの観光地です。地元の人よりも西洋人の方が多いんじゃないかと思ってしまうくらい。メインストリートには快適なレストランやカフェが乱立し、元フランス領だっただけに、どこに行ってもおいしいバゲットのサンドイッチが食べられます。
(道端のローカルな露店でもバゲットが買える)
タイではインスタントのコーヒーが主流でしたが(ちゃんとしたレストランは別として)、ラオスでは道端の露店でも安くて新鮮なラオコーヒーが飲めるのも、フランスの影響なのかもしれません。
ただ、食べ物はタイに比べて劣るような気がします。タイではチャーハンや焼きそばはどこで食べてもそこそこおいしかったのですが、ラオスはなかなかおいしいものに出会えません。それが少し残念といえば残念です。
(食事中のおばさんに誘われて私たちも少し味見させてもらいました。左はゴマやにんにく、唐辛子を混ぜた海苔。右は野菜を辛く煮たもの。これをカオニャウ?というもち米と一緒に食べる。これは絶品!)
(のりを売るおばあちゃん)
ラオスは特に何もすることなく安穏と過ごしてしまっていますが、ある人によれば、何もない、何もすることがないのがラオスの良いところだそうです。というわけで、私たちも実は最もラオ的な過ごし方をしているのかも……。
(私たちの泊まっている宿の通り。この辺りはレンガを敷いた綺麗な道に、灯篭が立っている。いかにも観光地ぽい)
(毎朝6時ごろから、町に22あるお寺から僧が出てきて托鉢を始める。通りには僧を待ち構えた一般市民が並ぶ)
(施し物はほとんど白米のようでした)
(ルアンプラバンでもっとも古いお寺、Wat Xieng Thong)
(そこで修行するリー君。彼の村には高校がないため、ここで修行しながら学校に通い、夜には英語学校にも行っている。高校卒業後はビエンチャンに行って仏教大学に通いたいそう)
(昼食前のお祈り)
それでは!
雄生&素子