June 20, 2008

プラハでクラシック鑑賞!<Prague, Czech Republic>

3日前にプラハに着いたばかりですが、プラハも今日で終わりです。

チェコに入って、俄然、旧共産圏的雰囲気アップ。商店の作りや店員の接客態度がロシアっぽくて、いよいよ東側、っていう感じです。英語が通じなそうな小さな商店などで久々にロシア語を使ってみると、普通にロシア語で返答されて、うれしくなりました。もともとしょぼかったぼくらのロシア語がここ数ヶ月でほとんどゼロになりかけていたけれど、使い出すとそれなりに思い出してくるので、なんとか旧東側諸国で練習しておきたいところです。

プラハ自身は、噂に聞いていたほど素晴らしい!という印象は残らなかったのが正直な感想ですが(それほど他のヨーロッパの国の都市と変わらないような印象。でも多分、ぼくらに知識がないのも大きな要因として見逃せません)、クラシックのコンサートに2度行けたのが、ハイライトとなりました。

ぼくはもともとクラシックには全然興味なかったけれど、「のだめ」に予想以上にのめりこんでしまったあとから、ちゃんと聞いてみたいなっていう気持ちが沸きだし、そしてベネチアのオープンカフェでやっていたバイオリンの生演奏の雰囲気にやたら引き込まれてしまってから、ヨーロッパで一度は、と思っていました。それがプラハで実現。

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(最初にコンサートを聴きに行った建物。Municipal Hallだったかな。これはコンサートが終わった夜9時半ごろ)

プラハには街のいたるところのいかめしい建築物の中で夜な夜なコンサートが開かれていました。素子的にピアノを聴きたいってのがあったのだけれど、日程と値段によってピアノ系はすべて振り落とされ、まずは手ごろな普通のオーケストラのコンサートへ(いろんな割引で二人で10ユーロほど)。チケットは安いものの、ちゃんとした由緒ある大きなホールでのコンサート。みなドレスアップしてホールの前でワインなどで優雅にやってる"エスタブリッシュ"な雰囲気だけでもそれっぽくて盛り上がれました。当然ぼくらはフォーマルな服などないので、ジーンズ、スニーカーのままでしたが。

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(上の建物内のホール。やっぱりヨーロッパで音楽を聴くと、建築物の雰囲気だけでも結構盛り上がれました~)

素人のぼく的には、モーツァルトとか、ベートーベンとか、バッハとか超大御所系の知ってる曲が出てくるのが分かりやすくていいなと思っていたのですが、やった曲目はハイドンだけは名前を知っていたものの、あとはよく分からず。玄人向けなのか、安いからなのかは分かりませんが、メジャーな曲は出てこずで、しかも眠りを誘う旋律と勝手に格闘、という時間も決して短くありませんでした。

翌19日も、まだ夕方といった明るさの19時半ごろ大きなコンサートホールの前を通ると、すでに始まって30分ぐらい経っているコンサートのチケットをかなりの格安価格で買うことができ、ダッシュで入って残りの30分ほど演奏を聴くことができました。こちらはバイオリンの5,6人とチェロだけでしたが、これは多分チェコフィルハーモニックオーケストラのメンバーの演奏で、かなりレベルの高いものなんじゃないかと思わせてくれる素晴らしい音色に感激。バイオリンの音に初めて聞きほれました。曲も多分素人フレンドリーにモーツァルトやバッハのぼくでもほとんど聴いた事あるのばかり。"the greatest hits of 1700's"とか名前のつきそうなベストアルバムみたいな曲選びだったような。

ちなみに、モーツァルト、バッハ、ベートーベンとかって当時はどういう位置づけだったのかをいまと比較して考えてみると、彼らがメジャーな人気音楽家だったとするとたとえばモーツァルトはいまでいえば小室哲也みたいな感じだったのかな?とか思ったり。当時は「今度モーツァルトのコンサート行くんだ」って言ったら、「おー、ずいぶんミーハーだなー」みたいな反応されてたり。。。当時もマイナーな音楽家を好むコアなファンがいたのか、モーツァルトとか大御所は、小室哲也というよりやはりもっと小沢征爾的大御所の位置づけだったのか、とか全く何も知らないだけにいろいろと想像が膨らんでしまいました。

いずれにしても、プラハとかだと、モーツァルトとかが闊歩していた姿を想像できる町並みなので、クラシックを聴くには最高の環境だなあと実感。こんなところで毎晩のようにハイソな音楽を聴いていたら、演奏家にあこがれていたかもしれないなと思いました。

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(プラハの町を貫くヴルタヴァ川(モルダウ川)と、有名なカレル橋。この橋は1400年ごろの建築物で中欧最古の石橋だとか。カレル橋は、ツーリストと土産物屋などでごった返していたので、となりのマイナーっぽい橋からこうして眺める方が雰囲気が味わえました)

あとプラハでは夜は毎晩パブなどでEURO2008を観戦。ドレスデンで、ドイツの応援に参加しているうちにドイツにかなり肩入れできるようになり、昨夜もドイツ・ポルトガル戦を街中に設置してある大画面で観戦し、興奮。EURO2008を毎晩楽しみにするようになるとは、始まる前は思ってもみませんでしたが。ビールが安いのものかなりうれしい。ドイツの半額ぐらいの感覚で飲めているような。ちなみに宿代も半額で、久々に安い!という感覚で旅できています。物価的にはプラハで日本と同じぐらい、かな?


(プラハ(Prague)からクラクフ(Krakow)までは列車で7時間ほど。久々にシベリア鉄道みたいなやつになるのかな?クラクフからアウシュビッツ(Auschwitz)までは60キロ。)

さて、今日はこれからポーランドに入り、アウシュビッツのそばのクラクフ(Krakow)に向かいます。アウシュビッツはいつか行ってみたいと大学時代ぐらいから思っていて、地図を見たら、いま明らかにこれまでで最も接近していることに気付き、急遽行ってみることに。その後ウィーンを経てからまたスイスの友人のところへ行きます。友人の家以外はほとんど大御所のみの旅となってしまってます。。

Posted by ykon at June 20, 2008 5:32 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)