January 28, 2015

バンクーバーに行ってきました<Canada, Vancouver>

昨日までカナダのバンクーバーに行っていました。
KIX-ITM MAGAZINEの海外紀行文連載の仕事です。

ちょうど雨の多い時期で、天候がいまいちでしたが、最後には晴れ間も見え、都市と自然が隣接する美しい空気も感じることができました。印象的な出会いも多く、あっという間に時間が過ぎていきました。

今回は、日系移民をテーマに、人と会い、関連する場所を訪れています。映画『バンクーバーの朝日』で語られるように、バンクーバーは日本人と深い関係があり、日系移民の人たちの一筋縄ではない歴史があります。19世紀後半に始まる22000人ほどの日系移民が、厳しい労働、強い差別、そして戦争中の収容所生活という苦難をへて、戦後カナダ各地に広がって、いまもその子孫たちが多く住んでいます。

友人に紹介してもらった日系カナダ人のご家族から、当時の話、そしていまにいたるまでの様々な思いを伺って、自分と同じルーツを持ちながら全く別の文化、習慣の中で生きてきた人たちと出会い、話すことの喜び、不思議さ、感慨深さなどを感じました。

一方、泊まってるゲストハウスではルームメイトに恵まれました。同室の24歳のドイツ人、27歳のイギリス人ととても気が合い、これからワーホリで1年間滞在するという彼らの、これからの日々への高揚感を聞いたりしながら、10年前に自分たちがオーストラリアに行って長旅を始めたときの心境を思い出してます(あれもビザ的にはワーホリだったこともあり)。最近はドミトリーにいてもみなそれぞれがスマホかパソコンに向かっていてそれほど親しくなれないケースが多いのですが、この二人とは前からの親しい友人のようになれて、とてもうれしいです。

また、中学時代からの友人家族の家に招かれて3年ぶりの再会を果たしたり、たまたまケバブ屋で相席した若いミュージシャンと熱く語ったり、日本人移民ゆかりの地を訪ねたりして、バンクーバーはとても身近な街になりました。

最終日である今日は若干天気がよくなりそうなので、自然系の場所に行き、そのあとは日系カナダ人の家族のお子さんの誕生会に呼んでもらえたので行ってきます。

写真は、バンクーバー市のすぐ南の港町スティーブストン。日本人移民たちが最初に上陸し、主に、男は漁師として、女性は缶詰工場などで働いた場所です。当時の家や工場がいまも歴史の跡として残り、すくなからぬ日系カナダ人がいまも住んでいます。ここからの帰り道にバスに乗って、近くの席で日系らしい老夫婦が英語で話しているのを聞きながら、彼らが経てきたであろう70年、80年という人生を想像しました。

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Posted by ykon at January 28, 2015 1:33 PM | トラックバック
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