パリの町を毎日ヘトヘトになって歩き、すでにルーブル、ベルサイユ、オルセーという超メジャーどこをこなしましたが(まさに「こなした」という感じ)、その話はまた次回においといて、四川での地震について。
四川の地震は、発生以来、ずっと非常に気にかかっています。ビルマ(ミャンマー)のサイクロンも同様に大変なのですが、やはり中国で起きていることはチベットでのことと同様で、自分にとっては格段に身近に感じられます。
そしていまこのブログを書きながら、非常に悲しいお知らせが友人からメールで入ってしまいました。ここにいきなり書いていいのか分からず躊躇していますが、前回書いた、友人の非常に身近な人が、たまたま地震の前日にまさに震源地そばの実家に帰っていて、おそらく家の下敷きになったとのことでいまも行方不明とのことです。そのお母さんは遺体で発見され、お父さんのみが無事だったと。。。ぼくは直接知らない人だけれど、友人から話をたびたび聞いていたので、あまりの最悪の事態に衝撃を受けています。友人に「彼女は大丈夫?」ってメールをしたときも、彼女は成都で働いているから、とりあえずは大丈夫だろうと思いながら書いたのですが、まさかたまたま前日に家に帰っていたなどとは想像もつかないことでした。。。
またその一方で、NHKでディレクターとして働く四川省出身の友人からもメールがあり、彼は15日から現地で被災者の密着取材を行なっているとのこと。そして、それが明日(24日)のNHKスペシャルで放送されます。
「中国・四川大地震 ~最前線からの報告~ 」
2008年5月24 日(土) 午後8時00分~9時13分 総合テレビ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080524.html
NHKワールドでも放送されるということなのでパリから見たいと思いつつ、アリシア邸にはテレビがないため、とりあえずは無理ですが、是非後日ネットで見たいところです。もし番組を見て感想をもらえたら、ディレクターの友人に届けますので、よかったら是非。
また、ぼくが長年かかわってきた日中をテーマにした映像制作団体「東京視点」も四川大地震で支援活動を開始しています。
http://tv.people.ne.jp/n-TOKO-J/zisin.html
ここに寄付金のルートなども一覧になって載っています。
とりあえず思いついたままに。
私の学生の家族も友達もいまだに行方不明です。
毎日、うちに来て泣いています。
私には何の力にもなれず…。
こんちゃんの今の気持ち、よくわかります。
>じゃしらもさん
そうだよね、チベット人の多いところだったし。。。3月からのことに続き、本当につらい年になってしまったね。おれたちの友達の彼女は遺体で見つかってしまったとのことをこないだ聞いて、とてもショックでした。。。
Posted by: ゆうき・もとこ at May 25, 2008 8:29 PM