こんにちは。二度目のチェンマイの日々は、あっという間に時間がたってしまっています。ここ数日は何をするわけでもなくだらだらと過ごしてしまい、これはそろそろ移動しなければと、6日辺りから再びビルマ国境付近まで行き、今度はビルマにちゃんと入国する予定です(ビザ更新のためではなく)。
前回書いたように、ビルマでは最近政変があって、ちょっと現在の状況が読めないということもあり、今回は国の東側に一週間ほど滞在するだけの予定です(国の中心部には、数ヵ月後にもっとゆっくりと行ってみる予定)。
ところで、イラクでの香田さん人質事件はぼくらにもショッキングでした。事件発生後から、NHKが見られる食堂に通い、またネットで調べたりしてその経過を追っていましたが、最悪の結果となったことを知り、大きな衝撃を受けました。
ニュージーランドワーホリの後の中東の旅ということで、ちょっと似たようなものを感じるところもあり、またバックパッカーということもあり、他人事とは思えないようにも思いました。
今回、彼の行動は「全く理解に苦しむ」ということばを実によく目にしました。確かに、今、旅行者としてイラクに行くことは無茶だと言われても仕方ないとは思いますが、でもその一方で、彼の気持ちは、自分も含め多くの個人旅行者たちにとって全く理解できないものではないようにも思いました。
一般に危険だ、危険だと言われているところも、実際に行ってみたらもちろん普通に人が日々の営みを持っているはずであり、どこもかしこも危険だらけの場所なんてないんだ、という印象というのは、実際に旅をしてみると感じることが多々あります。ぼくらも、オーストラリアで旅行代理店の人などに「何しに行くんだ?」と何度も言われた東ティモールに実際に着いてみたときもそんなことを特に感じました(もちろん東ティモールとイラクとは今全く事情が異なりますが)。
香田さんは、イラクの前にイスラエルにいたということでしたが、おそらくイスラエルでそんなことを感じていたのではないかと、ふと思ったりします。イスラエルに行った旅人、またイスラエル人が、「イスラエルではテロのことばかりがニュースになってどこにいっても爆発ばかり起きているように思ってるかもしれないけど、そんなことはない。ガザ地区とかそういう、危ないといわれているところにいかなければ平和なところだ」といっていたのを思い出します。勝手な想像ですが、彼もそんなことを実際に感じて、「イラクが危ないっていっても、バグダッドは大丈夫なんじゃないか」と思っていたのではないか、という気もします。
でも今回の事件の結果を知って、やはりイラクは事情が違ったのだな、ということを改めて感じさせられました。
ところで、ビルマに滞在中はインターネットの状況が全く読めなく、Eメールなども全て政府側に読まれていると聞くので、ビルマから戻るまではHPの更新、Eメールでの連絡もあまりできなくなるかもしれませんが、ご了承ください。
それではまた!
雄生&素子
もっちゃん&雄生さん、
もっちゃん、お久しぶりです。大阪の元子です。ちょくちょく見させて頂いてますが、初めてのコメント投稿です。写真であいかわらず元気そうなもっちゃんと雄生さんを見て、元気をもらってます。
そうそう、香田さんの件は私も気になって、仕事中もヤフーを何度も見たり、朝起きてすぐパソコン立ち上げて経過を見守ってましたが、、、、、とても残念な結果になりましたね。私もタイやミャンマー、マレーシアなどなどバックパッカーの経験があり、また男の子の友達が香田さんと同じように隣国からイラクへ入り、彼は無事に出国してきましたが、カブるものがありました。
もっちゃんと雄生さんは、イラクからはかけ離れている所にいるのでそういう心配は無いですが、これからもどうぞ安全な旅を続けて下さいね。またちょくちょく見せて頂いて、見守っています!
Posted by: 大阪の元子 at November 3, 2004 1:53 PM