こんにちは。今は大都会ジャカルタから書いていますが、予定通り、今日からビザの更新など諸事情により一時マレーシアに行きます。ジョホール・バルというシンガポールのすぐそばの町に飛びますが、ここは、7年前(?)に日本代表がフランスW杯行きを決めた場所というイメージだけが強く残っています。実際には何があるか全く不明で、どうするかは全く決めていないものの、うれしいことにダーウィンで知り合った友人と会えることになりました。前に書いたと思いますが、ベルギー人とイギリス人のカップルで、二週間ほど一緒の宿に泊まりながらバン売りに励んだ仲間です。しかし彼らは三週間経っても売れず、結局哀れに思った宿の女主人に代わりに売ってもらうということを決めてダーウィンを発ちました。それから6週間が経っていますが、売れたのかどうか……。とにかく彼らとの再会はかなり楽しみです。
(彼らと別れる前日の夜(5月1日)、ダーウィンの宿で。ヨーリスとスージー。とても懐かしい写真)
ところで、インドネシアに入ってからはそのような友達がほとんどできていません。それがとても残念なのですが、その原因は、例えばバリは、観光客が多すぎて逆にお互いに話しかける雰囲気ではなかったこと、また、今までに泊まったインドネシアの安宿にはキッチンやラウンジがほとんどなく、宿の中での他の旅行者との接触が少ない、ということなどにあるように思います。
オーストラリアでは、ボランティアの日々はもちろん、バン生活でもかなりよい友達に恵まれたし、また、東ティモールでは宿の人々と家族のように過ごしていたので、それがなんとも寂しいです。
そんなわけで、ジョホール・バルでのヨーリス、スージーとの再会は楽しみです。そして20日にジャカルタに帰ってからは、オーストラリアのバンバリー(ボランティア生活で7ヶ月滞在)で知り合ったドイツ人の家族のうちに泊めてもらうことになっていて、それもまた大きな楽しみです。
(バンバリーで、そのドイツ人家族と別れたとき。もう5か月ぐらい前のこと。まだ髪がある……)
それでは今度はマレーシアからになりそうです。
雄生・素子
ジャカルタではほとんど写真を撮ってませんが、雰囲気だけでも……↓
(ジャカルタは久々の大都会。人、車、砂埃、排気ガス、クラクション、ゴミの嵐のような場所ですが、特にこの川はひどかったです。小さな町に体が慣れてしまって、悪臭と排気ガスに少々頭痛気味。)
(7月5日の大統領選挙に向けてどこもポスターだらけ。右が有力候補らしいススロバンバン氏。他の候補には東ティモールでの虐殺などの責任を問われているウィラント氏がいて、それは東ティモールで大きな波紋を呼んでいます。)
(昔ジャカルタがオランダ領だったころ栄えた場所にある駅。『東インド会社』なんていうのは、歴史の教科書だけの世界と思っていたら、この付近にその建物(オランダ東インド会社の倉庫か何か)があったりと、なかなか歴史を感じさせる場所でした。かなり汚いけど。)