January 30, 2003

Master Keaton

最近『マスターキートン』の全巻を入手し、読み直しました。
ビッグコミックオリジナルに連載されていた当時から愛読していたボクの一番好きな漫画です。

ボクら世代の男性ならば一度は読んだことがあると思いますが、知らない人のためにあらすじを紹介します。
日本人とイギリス人のハーフである主人公平賀キートン太一はオックスフォード大で考古学を専攻する。その後、己を鍛え直すために英軍に入隊し、フォークランド紛争などで活躍してSAS教官(マスター)になるも、あっさり除隊。現在は世界最大の保険機構ロイズの調査員をしながら、考古学をあきらめきれず大学のポストを探す毎日であり、調査員の仕事で数々の難事件に巻き込まれながらも軍隊での経験と考古学の知識を生かして見事に解決していく、というストーリーです。共産主義の崩壊やイラクのクウェート侵攻などタイムリーな事件も巧みに織り込まれています。

切れる頭+強い肉体+ユーモラスな人柄という3拍子そろったキャラに当時のボクは、子供たちが仮面ライダーに抱くような憧れを抱いていたものでした。将来の夢にキートンと書いてしまったこともあるようなないような…。(恥)

この時期に読み直していると、キートンの恩師ユーリー・スコット教授の「人間はどんな所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば。」という言葉が突き刺さります。

おすすめは、3巻と14巻です。

Posted by myojin at January 30, 2003 04:31 PM | TrackBack (1)