前夜からの日露戦争チケット争奪戦のために徹夜のまま朝を迎えました。あと一歩で逃した悔しさと眠気を抱えたまま5時半に家を出て羽田へ。航空券がオーバーブッキングされていたようでスーパーシートに。せっかくのスーパーシートを堪能したいところですが、快適さと眠気のために気がついたら伊丹に到着してました。バスで三宮へ。
試合は3時半からなので、とりあえず安藤忠雄の兵庫県立美術館に行ってみました。海に面したスペースでぼーっとしていると遠足中の小学生がやってきました。彼らの中には日本代表のユニフォームを着た子が数人。ボクが小学生だった頃には考えられなかったことですが、この時代に小学生であったならば絶対に自分も着ていただろうな。美術館の中は平日の朝だということで、バスで乗りつけた御老人達と、社会科見学と思しき小学生の一団のみ。「この絵は何を描いてるんだろうね?」とたずねる学芸員と珍回答続出の子供たちとのやりとりがおもしろかったです。
再び三宮に戻り、駅で昼飯をとった後にスタジアムへ。駅からスタジアムまでは30分ほどと、他のスタジアムに比べて遠いのですが、そのかわり雰囲気はいい感じ。狭い道とスウェーデンサポーターとのコラボレーション(?)で、日本で開かれているW杯であることを実感できました。
空席問題が話題となった今大会でしたが、この試合でもアウェイ側バックスタンドのコーナー付近が空いていました。入場券を手にできなかった人には腹立たしいことでしょうが、入ることができた人にはラッキーなことです。そこに移動すれば、ゆったりと試合が見れるのですから。やろうと思えば寝転がってみることも可能です。ボクも後半からそこに移って見ました。おかげでラーションのPKはばっちりでした。
この試合に敗れたナイジェリアは2戦目にしてグループリーグ敗退が決定。4年前の日本代表と同じ状況になったわけですが、あのときの日本代表と同じようにこの日のナイジェリアも、守備を捨ててでもなりふりかまわず点を取りに行くという姿勢は感じられませんでした。帰り道で配られた朝日新聞の号外を見てから「ナイジェリアってもう敗退なの?」と気付く人が多かったのもそのためではないでしょうか。
Posted by myojin at December 7, 2002 11:53 AM | TrackBack (0)