今日は七五三の日というだけでなく、坂本龍馬生誕の日です。また、暗殺された日でもあります。なぜそんなことを知っているかというと高知県民だから、というわけではなく、母校の創立記念日(休み)だったからです。外部の人からすれば粋な学校に聞こえるかもしれませんが、ちょっとしたイメージ戦略に違いありません。
今年は生誕167年目ですが、ボクが小学校二年生のときには生誕150年ということで、さまざまな催しモノが開催されてました。二年生の運動会でのダンスは『龍馬の歌(正式名称は不明)』でした。武田鉄矢主演の『刑事物語4~くろしおの詩』が公開されたのもこの年で、この頃を振り返ると頭の中では「ええ加減なやつじゃけーん♪」と吉田拓郎の『唇をかみしめて』が流れてきます。
『龍馬がゆく』の影響もあって、多くの経営者が尊敬する人として龍馬を挙げたり、「平成の龍馬」を自称する政治家がいたりします。龍馬の業績が一般人に評価されるのは死後30年以上たった日露戦争以降みたいです。龍馬を尊敬するのであれば目先の評価ではなく将来を見据えて仕事していただければと思います。