自分自身忘れかけていたけれど、ボクは産業機械工学科出身です。機械工学は好きになれなかったけど、実習の時間は楽しかったです。実習の時間に作ったものの一つに先日No-techblogで話題になっていたリートフェルトのイスがあります。イスを作ったと言っても座れるやつではなく、3D-CADとラピッドプロトタイピング(CADデータに従ってプラスチック状の模型を機械が勝手に作ってくれるもの)の実習だったので、高さ数センチほどの「イス」です。
建築学科ではこれがテキストに載ってるそうですね。「好きなものを設計して作りなさい」というお題なのにこれを作ってしまったボクはいい線を行ってたのか、発想が貧困なだけなのか。恐らく後者でしょう。しかも、webにあった写真だけをたよりに自分で寸法を決めていったのであまり似てない。(ていうか、そもそも色がついてない時点で「Red and Blue」ではない。)恥ずかしい過去です。
ボクがこのイスを初めて見たのは5年前のセゾン美術館での「デ・ステイル展」でした。
おまけ。Volks Wagenロゴ型灰皿。
2年ほど自宅ベランダに放置中。