東京で普通に生活している大部分の人にとってはどうでもいいようなニュースですが、実は「よさこい高知国体」(秋季大会)が今日開幕しました。この国体に関して話題になっているのは、開催地が天皇杯を獲得するという38年間続いてきた「慣例」がついに途絶えてしまうということです。各県の体育協会の人などにとっては大きな問題かもしれませんが、ボクら高知県民(住民票ではまだ高知県民なので)にとっては「そりゃそうだろうね」程度のことです。だって、いつもの年は最下位争いをしてるんだもん。高知では高校野球以外のスポーツに結果を求めたりしません。
それよりも県民にとって重要なのは、国体に合わせて新たに鉄道と高速道路ができたことでしょう。2002年にしてすでに「21世紀最後のローカル線」とも言われるごめん・なはり線と、高知自動車道の伊野~須崎東間が最近完成しました。東京オリンピックのために新幹線や首都高を作ったのと同じようなことを40年近く経った今でもやっているのです。
ところで、今回の国体の名称は「よさこい高知国体」で、キャラクター(左上の絵のくじら)の名前は「くろしおくん」なのですが、こういうものの名前はたいてい「よさこい」か「くろしお」と相場が決まってます。小学生のときにあった博覧会は「くろしお博」だったし。あと考えられるのは「りょうま」くらい。まぁ、広末涼子が登場するまでは有名人が坂本龍馬しかいなかったようなところだから仕方ないか。