勉強おわり。集中して疲れたので風呂に行く。
といっても「マーライオン」じゃあなくて、天橋立にある「天橋立ホテル」ってとこまで行って来た。
入浴料で千円近く取られるだけあって、やっぱり安宿の風呂とは違う。風呂上りに「電気按摩椅子」(名前、何ていうか知らん)でリラックス。こんなに気持ちがいいものとは露知らず。帰りはタクシーで帰った、行きは電車だったが...まぁいい。帰って飯食って寝よ。
そうそう、行きは電車だった。
宮津から天橋立まで何で行くか考えた挙句。
というわけで、とりあえず駅に。
駅に行ったら...
お、そろそろ電車が来るみたいや。
って、よく見たら特急やないか。
特急「はしだて」。
その時「小僧」がやたらと潤んだを目をしながら...
「乗ろうぜ。」
なんでそんなに落ち着いてんねん。
「おい、切符ちゃんと買ってへんやんけ。」 とオレ。 一応、良心が痛む。
「だいじょぶやろ。」 やたらと今日の小僧は強気だ...
「まぁ、えっか。じゃあ乗ろうぜ。」 まぁしょうがない。 こういう目をした「小僧」に逆らうのは危険だ...
「やっぱ、やめとくけ??」 何か急に弱気になったようだ。
「は? オマエ乗るっていうてたやんけ!」
「やめようぜ。」
「だいじょぶやって、任せとけ!」
というわけで難なく特急「はしだて」に乗車。
で到着駅はもちろん「天橋立」。
そのまま改札を出ようとすると...
「お客さぁん!」
「は??」
「いや特急料金。」
「へ??」
「特急料金ですよ、今特急乗ってきたでしょ?」
「ぬ??」
「だから特急料金320円!、払ってくださいよ。」
くっそぉ〜〜!!さすが土田舎。キセルをしてもすぐに発覚してしまう。
と、このヘタレな押し問答中に「小僧」が名案ありとの顔で、いきなり口を開いた。
「え、普通(電車)に乗ってきたら払わなくてもいいんすか?」
「普通だったら払わなくてもいいけど、お客さん特急乗ったでしょ??」
「いや、じゃあ普通に乗ってきたことにします。」
「普通に乗ってきたって...あんた特急乗ったでしょ?」
「だからぁ、普通に乗ってきたことにしますよ。」
とホームを指さし、
「普通が来るまでホームで待ちますよ。その後改札通ればいいんじゃないすか??」
おい! さすがにそれはダメだろう...
まぁ結局一人頭320円払ったオレ達は、模範的な旅行者やってんけどね。