早速オープンウォーター(ダイバーへの最初の一歩)コース開始。ビーチの浅い所へ潜って練習する。「水中で息をする」経験は、シュノーケリングのそれとは全く違った。「限りあるものを吸っている」感が強く、実際にそうなのか心から来るものなのか、すごく息苦しい。ダイバーの卵たちの水中での動きは、お笑いビデオをスローモーションで見ているかのようだ。ゆ〜っくりとバランスを崩し、ゆ〜っくりと海底で尻もちをつき、ゆ〜っくりと砂が巻き上がり、ゆ〜っくりと起き上がろうとして失敗、またゆ〜っくりと後ろに倒れていく。それが可笑しくて酸素を無駄に消費して笑ってしまう。すると相手も自分を見て笑っている。いつの間にか一人浮き上がってしまっているのに気付く。
水着を持っていなかった私は、ウエットスーツの下に普通のブラとショーツをつけていたのだが、やはり船上での着替えに苦労した。カオサンで買っておくべきだったと後悔しながら、島の小さな商店街に行ってみる。と、古着屋らしきお店を見つけた。入って物色していると、店の人が何やら顔をしかめて怒ってくる。この島では、殆どのお店の入り口で靴を脱いで上がらないといけなかったのだ。これはタイの文化なんだろうか。他の町ではあまり気がつかなかったが。で、ビーサンを脱いでまた物色していると、まだ顔をしかめている。・・・クリーニング屋さんだった。
ONIGIRI (Thai&Japonica)
NOODELE SOUP WITH CHICKEN (plain taste)