February 11, 2012

オフラインの素晴らしさ<Guam, US>

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(ホテルの部屋からの眺めは最高でした。ホテルを出たらすぐ目の前がビーチ)

今朝、グアムから帰国しました。4泊5日の短い家族旅行でしたが、とても楽しめました。

長期の旅を終えてから海外に出るのはこれがはじめてのことでした。じつに3年以上ぶり。そよが生まれてからめっきり身動きが取れなくなった気がして、すっかり海外からも遠ざかっていました。一度日本に落ち着いてしまうと、なかなか簡単に出られなくなるものですね。そよは今回、初めての海外。

今回は、昆明時代の友人家族と一緒で、互いに夫婦&娘の6人での家族旅行。何もやることを決めずにただダラダラするということに徹したこの中3日間は、本当に楽しいものでした。

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ネットや携帯から完全に離れ、メールも電話も気にならない日々がいかに解放的でリラックスできるか、ということを改めて感じました。

ぼくは、『遊牧夫婦』の旅中は、都市のネットカフェなどに入ってオンラインになることにすごい喜びを覚えていました。しかし最近は、とにかくオフラインになりたいと思うようになり、「常時どこでもオンライン」時代の窮屈さを感じ始めています。

ツイッターとかfacebookとかをやり始めて、それらが楽しく魅力的である一方、だんだんとそのスピードが自分の生活や思考のスピードを追い抜いてきてしまったように感じています。自分はもともとネットが嫌いではないし、モトコに言わせれば「大好きやろ」的な感じではあるものの、常にツイッターなどが気になってしまっている自分に、最近こりゃまずいなって思うようになりました。なんだか自分がネットに翻弄されているような気持ちになりつつあります。

だから、スマホを買って常にネットにつながってる状態になるのに抵抗があり、いまのところ、それがネックでスマホも買わずにいます(ただ、いまの自分の携帯の写真のクオリティがあまりにもしょぼすぎなため、カメラ機能だけはスマホがほしいです)。

ってなことを思っている状況だったため、携帯もないグアムの日々では本当にリフレッシュできました。

2,3日だけだったものの、友だち家族と朝から晩まで、海辺で飲んで食ってだべって泳いでの日々。暑いし、晴れてるし、海はきれいだし、ショップやレストランの店員はなあなあだし、タクシーの運転手は適当だし、ああ、いいなあ、この感じ、と完全に弛緩状態。これまで自分は旅行中、いつもほとんど、何かを取材しようとか雑誌の記事にできないかとかってことばかりを考えていたものの、今回はそういう下心なしでいったのもよかったのかなと。やっぱり、長旅のときは、そういうことばかり考えてたから、楽しめるべきことも楽しめなかったことがあったなあ、といまさらながら思います。

モトコに今回、「何も仕事とか気にしないでいい旅ってほんとに楽しいな」といったら、モトコは「私は5年間そんな感じやったで」と。そうだったのか。。でも、5年もそんなことしてるとありがたみがなくなるし、喜びも薄れていったともいってたけれど。

とにかく、今回のグアム旅行を機に、ますますオフラインの時間を長めたいと思ったわけです。
でもまた来週から仕事がんばらないと・・・。


Posted by ykon at February 11, 2012 10:34 PM | トラックバック
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