January 17, 2004

エース

『エースをねらえ!』 がドラマ化されたなんて。
父の座右の書であり母の座右の書であり私の座右の書である。

初めて原作を読んだのは一桁の歳だった。
スポ根漫画と思って読み、ひろみの恋する藤堂に同じように惹かれ、テニスに憧れた。
二桁の歳になり、座右の銘は「この一球は絶対無二の一球なり」ちょっと長いなと困っていた。
四捨五入すると二十歳だと慄く歳になり、漫画を読んで涙する母と同じになった。
お酒が飲める歳になり、響く言葉や惹かれる人物が読む度に変わった。
一線を越えたと思う歳になり、四捨五入じゃなくて切捨てで行こうと思う歳になって、
いつの間にか年齢なんて全然気にならなくなった今日この頃。
パラパラとめくってみる。
ありゃあ、ひろみよりコーチの年齢に近いやん、いつの間にか。ちょっと負けとるなあ。

「女に価値があれば男は待つ。待たせるだけの女になれ。」
なんて言葉を最初の方に見つけて、ふーんと思ってみる。
「男なら女の成長を妨げるような愛し方はするな。」
だって。男性諸君。

初回は観ていない。上戸彩ちゃんは頑張ってるかいな。

Posted by asummer | TrackBack
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